17日の日経平均株価は、堅調な米経済を背景に米株が上げたために買いが先行、円安も貢献して上げ幅を拡大したが、後場では中国株が下げたことから上げ足が鈍り、前日比187円11銭高の2万1250円09銭と反発。東証1部の出来高は13億4952万株、売買代金は2兆4294億円。騰落銘柄数は値上がり1705銘柄、値下がり377銘柄、変わらず58銘柄。市場は、米中貿易問題は大方織り込んだ感があり、多少の戻りはあろうが、関連ニュース次第では再び揺れる可能性がある。セリングクライマックス的な売りは出ておらず、まだ一波乱あるような気がすると米中貿易摩擦を警戒のようだ。
17日の東京外国為替市場でドル・円は次第に軟化する展開となった。朝方、1ドル=109円80銭近辺だったドル・円は日経平均株価の買い先行から上げ幅を広げるとともに上昇、国内輸入企業からのドル買い・円売りも入り、一時110円02銭まで値を伸ばした。ただ中値決済通過後は上値の重い推移となった。午後に入ると日経平均株価が伸び悩んだ他、英政局に対する先行き不透明感が意識され、ドル・円は軟化。一時109円59銭まで下押しした。15時現在、109円63銭となっている。
今日の個別はトヨタが上げ下げなしのほかは概ね値を上げて引けている。三菱重工は2%台の半ばまで上げて年初来高値を記録、三菱UFJは1%台半ばで500円台を回復、コマツ、パナソニックも1%台の上げ、ホンダだけが小幅だった。三菱重工業の100%出資子会社である三菱重工工作機械が世界初となるモニタリングフィードバック機能とシールド機能を搭載した金属3Dプリンタ技術を米国見本市で披露するそうだ。技術はあるんだよなあ、この会社は、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)