来日中のパーデュー米農務長官は11日、日米新貿易交渉について、巨額の対日貿易赤字の解消に焦点を当てるべきだとの考えを明らかにした。

20カ国・地域(G20)農相会合に先立ち、新潟市内で時事通信などの取材に応じた。

パーデュー氏は「米国は年間700億ドル(約7兆7000億円)規模の対日貿易赤字を抱え続けている」と述べ、問題視する考えを表明。4月に始まった日米交渉に関しては、「赤字が認識されるべきだ」と訴えた上で、「日米は互恵的な協定に合意できるはずだ」と語った。


貿易というのは需要と供給の関係で米国にはそれだけ需要があるということだろう。むやみに関税をかけたりものが入って来なくなると企業や国民が困るんじゃないだろうか。政治が介入することじゃないとは言わないが、基本的には経済界レベルで調整する問題だろうし、企業努力の問題でもあるだろう。米国のように人件費が高い国ではものを作って売るよりも農業、IT、情報通信、航空機などの先端技術、流通サービス業などの方が主流なんだろうけど日本に何を買えと言うんだろうか。米、トウモロコシ、大豆、小麦などの穀物、牛肉、豚肉、鶏肉などの畜産品、それから航空機と兵器か。日本からのものは自動車か。まあどっちも国の未来がかかっているのでなかなか難しいねえ。ただ米国にしてみれば対日貿易は中国、カナダ、メキシコに次いで第4位で割合も6%弱なんでさほどでもないだろうけどねえ。金額では日本の輸出額が14兆円、米国が7兆円ほどなんで、まあ、向こうの政治家としてはもう少し格差をなくして国民にアピールしたいんだろう、・・(^。^)y-.。o○。

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