9日の日経平均株価は、始まりから売りが先行、米株価、中国株価も下落するなど売りが止まらず、午後に先物に買いが入ったことで若干戻すも米中貿易協議の成り行き見たさが勝って、前日比200円46銭安の2万1402円13銭と大幅に4日続落して取引を終了した。東証1部の出来高は16億8963万株で、売買代金は2兆8655億円。騰落銘柄数は値上がり282銘柄、値下がり1819銘柄、変わらず39銘柄だった。市場は、10連休前にあった米中貿易協議に対する楽観的な見方が一気に修正される動きとなった。明日10日は3月期決算発表のピークに当たるが、内容の確認が優先されると見られ、様子見ムードが継続しそうだとさえないようだ。
9日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円台後半で推移している。米中通商問題に対する不透明感からリスク回避の動きが加速した。「トランプ米大統領が中国はディールを破ったと発言した」と一部の海外メディアが報じ、日経平均株価が下げ幅を拡大する中、ドル・円も下値を模索。午前10時前に109円85銭近辺を付けた。いったん110円台まで戻したものの、上海総合指数の下落などを背景に押し戻され、109円台後半で停滞した。
今日の個別は米中貿易協議の成り行き警戒でマイナス材料が多い輸送機器が売られたようでホンダの4%台後半、コマツの4%台、トヨタの3%台など売り込まれたようだ。三菱UFJは2%弱の下げ、パナソニックは減益の割には踏み止まった。三菱重工だけが若干だが値を上げたのはせめてもの救いだった、・・(^。^)y-.。o○。
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