16日の日経平均株価は、米株安や利益確定に押されて売りが先行したが、ファストリテや通信株の高値で切り返し、その後は中国株安などで押し戻され、やや盛り返したが、最後は膠着状態で、前日比52円55銭高の2万2221円66銭と4営業日続伸し、3営業日連続で年初来高値を更新した。しかし、全般は値下がり銘柄数が多く、TOPIX(東証株価指数)は同1.47ポイント安の1626.46ポイントと小反落した。東証1部の出来高は10億5075万株、売買代金は2兆929億円。騰落銘柄数は値上がり698銘柄、値下がり1346銘柄、変わらず97銘柄。市場は、10連休や決算を控えて様子見だが、しっかりした動きだ。決算発表でアク抜けリバウンドが期待され、国内機関投資家が動き出す5月の上昇期待をにらみ先回り買いの動きが出ているのではないかと期待のようだが、米中頼みでどこまで上がるだろうか。
16日の東京外国為替市場でドル・円はもみ合いに終始した。朝方、1ドル=111円90銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の買い先行を受けで上伸し、一時112円08銭まで上値を伸ばした。その後、4月RBA(豪準備銀行)理事会議事要旨の発表で豪利下げの可能性が議論されたことが分かり、豪ドル・円が下押しすると、ドル・円もつれて軟化。一時111円88銭まで下押しした。午後に入り、日経平均株価が堅調に推移。ドル・円は112円を付けては跳ね返され、111円90銭台を中心にもみ合いが続いた。15時現在、111円92銭となっている。
今日の個別は値を下げた銘柄が多い。トヨタ、三菱重工、三菱UFJ、コマツが小幅ながら下げている。ホンダとパナソニックだけが小幅に上げている。三菱重工は下降トレンドに入ったなどど不吉なことを言う向きもある、・・(^。^)y-.。o○。
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