15日の日経平均株価は、米株高や円安で買いが先行、その後は中国株高も加わって値を伸ばしたが、後場はもみ合いとなって、前週末比298円55銭高の2万2169円11銭と大幅に3営業続伸。連日で年初来高値を更新し、昨年12月4日(終値2万2036円05銭)以来約4カ月ぶりに2万2000円台を回復した。TOPIX(東証株価指数)は同22.53ポイント高の1627.93ポイントと6営業日ぶりに大幅反発し、3月4日の年初来高値1627.59ポイントを更新した。東証1部の出来高は12億2562万株、売買代金は2兆3924億円。騰落銘柄数は値上がり1910銘柄、値下がり190銘柄、変わらず41銘柄。市場は、日経平均は連日の高値更新で、全体相場を表すTOPIX(東証株価指数)も年初来高値となったが、同指数はまだ上値に200日線を残しており、流れが変わったとは言い切れない。ただ、外部環境面で悲観したものが出なければ、出遅れ感から資金が回ってきてもおかしくはない希望をのぞかせる。
15日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=111円台後半で推移している。日経平均株価の大幅高を背景に朝方のドル・円は底堅く推移し、112円10銭近辺まで上昇したが、利益確定目的のドル売りが上値を抑えて伸び悩んだ。日経平均が高値圏を維持する中、ワシントンで16日まで予定されている日米閣僚級の物品貿易協定(TAG)交渉では為替条項に議論が及ぶとの警戒感もあり、午後からはポジション調整のドル売り・円買いが強まって112円を割り込んだ。
今日の個別は日経平均が値を伸ばした割には渋かった。ホンダ、三菱UFJ、コマツが1%台、トヨタ、三菱重工、パナソニックが1%未満の小幅だった。でもまあ、マイナスになったのがなかっただけでもよしとしておこう、‥(^。^)y-.。o○。
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