9日の日経平均株価は、利益確定で売りが先行、円高傾向もあって売られたが、午後になって日銀のETF買い期待で何とか少し盛り返して、前日比40円94銭高の2万1802円59銭と反発。東証1部の出来高は11億544万株、売買代金は1兆9426億円。騰落銘柄数は値上がり705銘柄、値下がり1318銘柄、変わらず117銘柄。市場は、日銀のETF買いが入ったと見られ、それを見越した買いもあるだろう。ただ、米中貿易交渉や英国のEU(欧州連合)離脱問題をにらみつつ個別材料株物色といったところだ。商いが膨らまないと上には行きづらいと渋いようだ。

9日の東京外国為替市場でドル・円は、ドル売り・円買い優勢の展開となった。朝方1ドル=111円40銭近辺だったドル・円は日経平均株価の買い先行を受け1ドル=111円57銭まで上値を伸ばす場面があったが、その後、日経平均株価が上げ幅を縮めマイナス圏に転じると軟化。一時111円26銭まで下押しした。午後に入り、日経平均株価が再びプラス圏に浮上すると、ドルを買い戻す動きもみられたが、戻りは弱く、大引け間際まで小動きが続いた。15時現在、111円33銭となっている。

今日の個別はパナソニックが1%の半ばとやや大きく上げている。トヨタ、ホンダ、三菱重工は小幅な上げ、一方でコマツと三菱UFJは小幅な下げに終わった。相場もこのところ何だかパッとしないねえ、・・(^。^)y-.。o○。

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