8日の日経平均株価は、欧米株高で買いが先行したが、その後はドル安で下げに回り、一旦持ち直すも午後に中国株が安値となり、下げに転じ、そのまま押し切られて前週末比45円85銭安の2万1761円65銭と4営業日ぶりに反落。東証1部の売買代金は1兆8847億円と3月11日(1兆8418億円)以来ほぼ1カ月ぶりの低水準となり、出来高は10億5743万株。騰落銘柄数は値上がり666銘柄、値下がり1397銘柄、変わらず77銘柄。市場は、取引時間中に年初来高値を更新し、200日線にも迫り、目先一巡感が出た。国内機関投資家の売りも出ていると見られる。12日が期限の英国のEU(欧州連合)離脱問題が心配で、SQ(特別清算指数)算出はあるし、決算発表にも目が向かいやすく、個別株中心で指数は置いてけぼりといった感じだとさえないようだ。

8日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=111円台前半で推移している。朝方は111円70銭近辺で推移していたが、日経平均株価が朝高後にマイナス圏へ沈むとドル売り・円買いが優勢となった。上海総合指数などアジア株の軟調推移も重し。追加の手掛かり材料が乏しい中で積極的な動きはみられず、その後は日経平均が下げ止まったこともあってドル・円も111円30-40銭近辺で小動きとなった。

今日の個別はホンダとパナソニックが1%台、トヨタ、三菱重工、三菱UFJ、コマツはコンマの後半を下げて引けている。どうも3,4日上げては利益確定で売られて下げるといったパタンが出来上がっているようだ、‥(>_<)。

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