宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、人工クレーターの作製に向け小惑星「リュウグウ」の裏側に退避した探査機「はやぶさ2」の無事を確認したことを明らかにした。クレーターが作製できたかどうかは、確認できていない。

JAXAによると、はやぶさ2は午前11時ごろ、クレーターを作るための弾丸を入れた衝突装置を分離した。装置の爆発で飛散する破片などを避けるため、安全なリュウグウの裏側に退避するようエンジンの噴射を繰り返した。

午前11時36分に装置が爆発し弾丸を発射する計画。同56分に機体からの信号を地上で受信し、退避の成功と無事を確認した。相模原市にある管制室では無事の信号が届いた瞬間、拍手がわき起こった。


前回の「はやぶさ」の時は綱渡りの帰還だったが、今回は安定した経過をたどっているようだ。衛星から成型弾を発射して人工クレーターを作り、惑星内部の物質を採取するという世界初の計画も順調のようだ。日本の惑星間航行技術も惑星探査技術も世界トップレベルにある。これも地道に実験を続けてきた成果である。「結果が分からないものに予算をつけるのは非常に難しい」と映画の中で文科省の役人さんが言っていたが、結果が分からないからやってみるのだろう。今回もぜひ成果を上げて次につなげてほしい、・・(^。^)y-.。o○。

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