4日の日経平均株価は、前日の好地合いを引いて買いが先行、先物や中国株も堅調で値を伸ばしたが、後半は材料もないことから手控え状態となり、前日比11円74銭高の2万1724円95銭と小幅に続伸して取引を終了した。東証1部の出来高は12億2051万株、売買代金は2兆1147億円。騰落銘柄数は値上がり873銘柄、値下がり1158銘柄、変わらず109銘柄だった。市場は、手掛かり材料に乏しい中、今月は海外投資家が買い越しに転じやすい月とされ、売りづらいムードもあることから模様眺め姿勢が強まったようだと分析したようだ。

4日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=111円40銭台を中心に小幅なもみ合いが続いた。朝方1ドル=111円30銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の買い先行や参院予算委員会に出席した黒田東彦日銀総裁が金融緩和に前向きな姿勢を改めて示したことなどを材料に上値を伸ばし、中値決済に向け国内輸入企業のドル買い・円売りも入り111円52銭まで上伸する場面があった。その後、日経平均株価が上げ幅を縮小し、午後にかけてマイナス圏に幾度も転じるさえない動きにツレてドル・円も下押しし、一時111円35銭まで値を下げた。後場後半は一時ドルを買い戻す動きもみられたが戻りは限定的で、大引け間際のドル・円は小動きとなっている。15時現在、111円42銭となっている。

今日の個別は三菱UFJとパナソニックが小幅に下げたが、コマツは2%近く上げ、トヨタ、ホンダ、三菱重工も1%未満ではあるがしっかりした調子のようだ。相変わらず米中頼みの相場も様だが今年はどうなるのかねえ、・・(^。^)y-.。o○。

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