15日後日経平均株価は、円安や中国株高で追い風を受けて買いが優勢、後場は北朝鮮が米国との非核化交渉を中断しているとの報道でやや円高になって上値が重かったが、前日比163円83銭高の2万1450円85銭と3日ぶりに反発。東証1部の出来高は14億8329万株、売買代金は2兆7889億円。騰落銘柄数は値上がり1434銘柄、値下がり634銘柄、変わらず68銘柄。市場は、北の非核化交渉中断報道に対し、マーケットはあまり反応していない。一方、日銀が景気判断を下げたことで決定会合後の会見で黒田日銀総裁が追加緩和に前向きな話をするのではないかとの期待感が残っている。ただ、米中交渉が難航し、米国株は上値が重く、来週は円高と相まって調整する可能性があると米中の動向に警戒のようだ。

15日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=111円台後半を中心にもみ合った。朝方1ドル=111円70銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の買い先行を背景に、日銀金融政策決定会合でフォワードガイダンスが変更されるとの思惑や、5・10日に伴う国内輸入企業からのドル買い・円売りなどにより111円90銭まで上値を伸ばした。午後に入り、日銀が金融政策の現状維持を発表するとドル・円は一時111円49銭まで軟化した。その後は日中株高や15時30分からの黒田東彦日銀総裁の会見で追加緩和に前向きな発言が出そうとの期待感から111円70銭台まで値を戻す場面もあった。15時現在、111円65銭となっている。

今日の個別はパナソニックだけが小幅に下げた。パナソニック、どうもいかんなあ。トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、コマツは1%台、三菱重工もほぼ1%の上げを確保して引けている。しかし、いずれにしても相場のカギを握るのは米中のようだ、・・(^。^)y-.。o○。

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