12日の日経平均株価は、米株が上昇、円安も加わって買い一色の全面高、さらには中国株高も加わり、高値圏を確保して、前日比378円60銭高の2万1503円69銭と大幅続伸。全面高商状となり、6日(終値2万1596円81銭)以来4営業日ぶりに2万1500円台を回復した。東証1部の出来高は12億3152万株、売買代金は2兆3266億円。騰落銘柄数は値上がり1893銘柄、値下がり185銘柄、変わらず56銘柄。市場は、25日移動平均線(2万1261円)を上回り、3月SQ(特別清算指数)値(2万1348円)も超え、チャート的に問題はない。ただ短期筋の買い戻しが主体で、さらに上へ行くには新規の材料が欲しいと目先の売り買いにやや不安が残るようだ。

12日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=111円台前半で推移している。日経平均株価の上昇を背景にリスクオンのドル買い・円売りが優勢となった。英政府がEU(欧州連合)離脱案の見直し協議で法的拘束力を伴った修正を確保したと発表したことも支え。ただ、追加の手掛かり材料難の中、英下院でのEU(欧州連合)離脱案の再採決や、米2月CPI(消費者物価指数)などの重要経済指標の発表を控えて次第に見送りムードが広がり、ドル・円も上昇一服後は伸び悩んだ。

今日の個別は、コマツ、パナソニックが2%台、ホンダ、三菱重工、三菱UFJが1%台、トヨタだけが渋くて1%未満の小幅だった。このところ上げた下げたと言っても米国と、時に中国を見ながらの売買でこれと言った材料がないのはどうもよろしくない。国内にいい材料でもあればいいんだろうけど出そうもないねえ、・・(^。^)y-.。o○。

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