8日の日経平均株価は、世界景気減速懸念による欧米株安を嫌気してリスク回避が進み、売り一色で下幅を拡大して、前日比430円45銭安の2万1025円56銭と大幅に4日続落。全面安となり、一時2万1000円を割り込む場面があった。今日算出の日経平均先物・オプション3月限のメジャーSQ(特別清算指数)値は2万1348円40銭。東証1部の出来高は16億7283万株、売買代金は2兆9252億円。騰落銘柄数は値上がり107銘柄、値下がり2003銘柄、変わらず23銘柄。市場は、日経平均は25日線と75日とを下回ってきたが、年初からの上昇波動は維持されている。2カ月上昇の調整と考えれば上げ幅の38.2%押しの2万700円所で踏みとどまれるかが注目される。ただ、米2月雇用統計の結果次第ではムードが変わる可能性もあるとまだ期待をかけるが、弱気ものぞくようだ。
8日の東京外国為替市場でドル・円は下落基調で推移した。朝方1ドル=111円60銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の売り先行を受けて軟化。その後押し目買いが入る場面も見られたが、日経平均株価がジリ安歩調を強め下げ幅を拡大させるとともにドル・円には下押し圧力がかかり、東京市場大引け間際には111円割れ寸前まで下落した。OECDやECBが経済見通しを引き下げ、世界経済減速懸念が強まるのを背景にドル・円も下落基調をたどった形となった。15時現在、111円07銭となっている。
今日の個別は、三菱UFJとコマツが2%台の下落、ホンダと三菱重工が1%台の下落、トヨタとパナソニックが1%未満の小幅な下落だったが、いずれもいいところはないようだ。世界規模で経済減速懸念がかかっていると見通しはあまり明るくはないだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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