4日の日経平均株価は、米中貿易交渉の進展期待で米株が上昇、つられて日本株も買いが先行、中国株も上昇したことでさらに買いが進み、そのまま高値圏で終了して、前週末比219円35銭高の2万1822円04銭と大幅続伸。18年12月5日(終値2万1919円33銭)以来3カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は11億2781万株、売買代金は2兆1536億円。騰落銘柄数は値上がり1481銘柄、値下がり579銘柄、変わらず72銘柄。市場は、指数は強いが、明日以降の動きが注目される。日経平均は昨年来の高値から安値にかけての下げ幅の半値戻し(2万1698円)を達成し、2万2000円や200日線(2万2048円)が意識される。一方、戻り売りが出やすく週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、売り仕掛けが出るかもしれないと期待と警戒が半々のようだ。

4日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=111円台後半で推移している。一部でトランプ米大統領と中国の習近平国家主席が27日ごろに会談し、貿易協議で合意する可能性があると報じられ、米中貿易協議の進展期待が高まって日経平均株価が上昇。ドル・円も東京時間に一時112円台を回復した。ただ、追加の手掛かり材料難に加え、足元で上昇ピッチの速さを指摘する声もあり、上値は重かった。

今日の個別は米国での新車販売の低調や日米貿易交渉警戒でトヨタ、ホンダなどが1%前後下げた。MRJのTC取得のための試験飛行が始まった三菱重工は小幅に下げた。コマツは3%台と大きく躍進、三菱UFJ、パナソニックも小幅に上げて引けている。冷蔵庫、洗濯機、BCプレーヤーなど電気製品はパナソニックを買ってやっているんだけどねえ、‥(^。^)y-.。o○。

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