25日の日経平均株価は、米中貿易協議の進展で米株が上昇したことで買いが優勢、先物にも買いが入って、中国株も上昇、値を上げたが、後半はやや伸び悩み、それでも底堅く上げて、前週末比102円72銭高の2万1528円23銭と反発。2万1500円回復は昨年12月17日(終値2万1506円88銭)以来となる。東証1部の出来高は10億5731万株、売買代金は1兆9870億円。騰落銘柄数は値上がり1585銘柄、値下がり467銘柄、変わらず78銘柄。市場は、米中貿易問題は解決に向け進んでいるようだが、期待先行で織り込んできた面がある。さらにプラスαがないと材料出尽くしの可能性もある。日経平均2万1500円超えからは売り物も増えてくると見られ、当面は押し目買い、戻り売りが基本だろうと手堅いようだ。

25日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円後半で推移している。米中貿易協議の進展期待を背景に、日経平均株価の上昇を背景にドル買い・円売りが先行。「5・10日」に伴う国内輸入企業によるドル買い・円売りも観測された。ただ、ドル・円は株式市場に先行して底堅く推移していたこともあり、追加の手掛かり材料難で次第に上値は重くなった。

今日の個別は三菱重工だけが下げた。どうもよろしくない。トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは小幅な上昇だった。米中貿易交渉の進展状況で右往左往しているので今後も株価は米中の顔色を伺いながらということになるだろう。

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