15日の日経平均株価は、米経済指標の悪化で米株安やドル安に押されて売りが先行、さらには中国株も下げて一段安、週末要因や米中協議の結果待ちなどもあって、前日比239円08銭安の2万900円63銭と大幅続落。2万1000円割れは12日(終値2万864円21銭)以来3日ぶり。東証1部の出来高は12億7782万株、売買代金は2兆2326億円。騰落銘柄数は値上がり726銘柄、値下がり1311銘柄、変わらず92銘柄。市場は、米中協議の行方を見たい向きもあろうが、後場はほとんど動いておらず、売買も細っている。日経平均は75日線が上値抵抗線となる一方、25日線が下値支持線となっており、手掛かり材料に乏しい中、しばらく両移動平均線の間で推移するのではないかと期待薄のようだ。
15日の東京外国為替市場でドル・円は、ジリ安歩調を強める展開となった。朝方1ドル=110円50銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の売り先行を受け下押し。事業会社の決済が集中する5・10日であったことから中値設定付近では国内輸出企業からのドル売り・円買いにも押された。その後は日経平均株価をはじめアジア株が軟調となるのを背景に安全資産とされる円の需要が高まる形でドル・円は一時110円25銭まで値を上げた。午後に入り、ドル売り・円買いが一服したが、ドル・円の戻りは弱かった。15時現在、110円33銭となっている。
今日の個別は全滅だが、ホンダが2%台、三菱UFJ、コマツ、パナソニックが1%台とやや大きく下げた割にはトヨタと三菱重工は小幅に止まった。このところの株価の上下はほとんどが米中がらみで国内の材料はないに等しいが、それではいかんだろう。何とか国内でいい材料を作らないといけない、・・(^。^)y-.。o○。
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