【激変する安全保障】
日韓関係が「戦後最悪」の状態となっている。

直近の発端は、昨年12月20日に発生した韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊P1哨戒機への火器管制用レーダーの照射事案である。日本政府の主張は一貫しており、それぞれ証拠となる「画像」や「動画」「音声」などを逐次、公表してきた。

一方、韓国側はどうか。

そもそも、主張が二転三転してきたうえに、それらを裏付ける証拠は提示してこなかった。1月初め、「自衛隊機の近接威嚇飛行の証拠写真」などを公開したが、各国専門家が一様に嘲笑したように、何ら証拠になっていない。

それどころか、「もし、低空威嚇飛行なら写真に映っているはずの海面が見えない」など、逆に日本側の反証材料となった。

事はいわゆる歴史認識問題と異なり、「レーダーを照射したか否か」という事実関係に属する。あくまで真実は1つだ。日韓いずれがウソをついているのか、もはや論じるまでもあるまい。

照射の事実自体が持つ重大性もさることながら、その後の韓国側の対応がひどい。

日本側は昨年12月27日の日韓実務者協議で、情報管理を徹底したうえで、双方のデータを突き合わせ、共同で検証していくことを提案したが、なぜか韓国側は拒否した。

そこで、1月14日の実務者協議で、日本側は「探知したレーダー波を音に変換したデータを持参し、その場で韓国側に聴取してもらうことを提案したが、韓国側はその提案も拒否」(防衛省報告書)したという。

まさに、聞く耳持たず。いや、そればかりか、韓国国防省の報道官が翌15日、日本側の右提案を「無礼」と非難した。韓国こそ「無礼千万な外交姿勢」ではないか。

日本と韓国は「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」を締結しており、そもそも敵対関係にはない(はずだ)。国際法上、本来なら互いに秘密情報を共有すべき関係なのに、何と韓国側は「レーダー波を音に変換したデータの聴取」すら拒否した。こんな相手と、今後も右協定を維持すべきなのだろうか。



もはや、日韓の防衛協力を維持すべきかさえ怪しい。

いわば丸腰で警戒監視の任に付いていた海自哨戒機に、兵装した韓国駆逐艦が「ミサイル発射寸前」の火器管制用レーダーを照射した。もし、以上の事実を政治がうやむやにすれば、現場の部隊は根底から揺らぐ。日本政府は一歩も引いてはならない。


「聞く耳持たん」と言っても聞く耳持った途端に話が終わって韓国の負けになって世界に大恥をさらすんで聞く耳は持てんだろうけどそれにしても対応が無礼ではある。事務方レベルで非公式に「間違っちゃった。ごめん。もうしないように気をつけるから」とでも言ってくれれば内容は公表しないで「日韓両国で再発防止に努める」と言うことにでもできるのだが、あのように開き直られるとあの温厚そうな河野統合幕僚長でさえも「韓国軍の高官とはもう会わない」と激怒している。でも同盟国なのにこれは一体どうしたことだと思わずに「敵性国なんだから当然の対応」と思えばいいんじゃないだろうか。韓国はもう同盟国ではない、・・(^。^)y-.。o○。

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