韓国海軍艦艇による自衛隊機へのレーダー照射問題に端を発する日本国内での“韓国批判“の論調について、橋下氏が苦言を呈した。
 
31日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』に出演した千原せいじが、まず「他の番組で、“韓国との付き合い、やめてもいいんちゃう?“と言った。そしたらネットで盛り上がったみたいで、俺の仕事に興味がない奥さんが、珍しく“そんなコト、言わんほうがええんちゃう?“と言ってきた。でも、みんな勘違いしていて、相手が韓国だから言っていると思っている。俺の考え方は、銃口を向けるということは、どんな国でもやったらアカンことやろと」と違和感を口にすると、橋下氏も同意。「中国とも同じような話があったが、今回の韓国に対してのようには盛り上がっていなかったと思う。つまり、中国は非常に強いジャイアンで、韓国の方はのび太のように日本全体が思っているのではないかとう感覚がある。これはちょっと違うと思う。言うんだったら両方に言わないと行けない」と指摘した。

さらに「僕に対して“韓国を擁護するのか“、という批判があるけれど、僕が韓国人の政治家だったとしたら、文大統領と同じことしていると思う。もし日本がまだ民主主義ではなかった時代に、貴族階級が勝手に契約を結んで植民地にされた、という歴史があったら、絶対に認めたくないと思う。日本側は合法的に日韓併合条約を結んだと言うけれども、韓国の国民としては選挙で選んでない、一部の階級が日本と契約をしたということだから。それが1919年の3.1独立運動になり、政府ができ、という感覚だと思う。日本だって、1945年に4か国に分割されそうになった。もしそうなっていたら、僕はまず統一することに命をかけると思う。世界がどう言おうが、同じ民族として一緒になろうとすると思う。“戦後レジームからの脱却だ“と安倍さんも言うけれど、それだって文大統領と言っていることと同じだと思う。逆の立場だったら、徹底して強気で行くと思う。その上で、“それはわかる。だけどな“、というのが僕の立場。そういう思いをわかった上で、“俺たちのおじいちゃんよりも上の世代の時の話だから、もう次の世代に引きずるのはやめようよ“、という話をするべきだと思う。最初から“植民地は合法だった!何を言ってんねん!“みたいに日本が言うのは違うと思う」と訴えた。


民族の統一とか国家の尊厳とかそういうことではない。韓国が国内政策としてどうしようが、日本がとやかく言うことではない。ただ国家として合意したことは守れよとそれだけだ。日本も韓国に対して悪いと思うところはあると思う。だからいろいろ下がって向こうの言い分を聞いてきたんだろう。それをいつまでもああだこうだと文句をつけては決まったことをひっくり返すのはそれはいかんだろう。中国に対しても結構強気で出ているところもある。海自のヘリが中国のフリゲートにFCレーダーを照射されたときは母艦の護衛艦が中国のフリゲートと3千メーターまで距離を詰めて相手を威迫したという。自艦の3倍もある日本の護衛艦に肉薄されて中国のフリゲートは沈黙せざるを得なかったそうだ。F35を150機購入にしても中国は「せっかく航空優勢を取れそうだったのにこれでご破算だ」と青くなったと思う。尖閣諸島の漁船衝突も時の民主党政府が腰砕けになっただけでそれ以後は海保が体を張って守っている。日本人は「平和、平和」と唱えるが、唱えているだけでは平和は守れない。時には力で相手に意思を伝えることも必要になる。中国も無茶振りをしてくるが、態度は一貫しているし、合意したことはそれなりに守っている。韓国はその時の政権の都合で何度でもひっくり返して際限なく要求を繰り返す。日本人が韓国に怒っているのはそれをやめろと言っているだけだろう、・・(^。^)y-.。o○。

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