1日の日経平均株価は、米中貿易協議進展への期待感から買いが先行、先物への買いも交えて値を上げたが、中国製造業PMIの悪化や先物への売りで凹み、戻りも鈍く、前日比14円90銭高の2万788円39銭と小幅続伸。週末要因に加え、米1月雇用統計や米1月ISM製造業景況指数の発表などを控えていることもあり、様子見気分が強まったようだ。東証1部の出来高は14億1807万株、売買代金は2兆4860億円。騰落銘柄数は値上がり793銘柄、値下がり1268銘柄、変わらず66銘柄。市場は、上値は重いが、持ちこたえている感じだ。決算は好悪混ざり合って個別株の局地戦となっている。指数はさほど動かず全体的にはもみ合い相場が続きそうだと混戦予想のようだ。
1日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円手前で上値の重い展開となっている。朝方1ドル=108円80銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の買い先行を受け108円96銭まで上値を伸ばす場面があったが、中値設定近くでの国内輸出企業によるドル売り・円買いや、日経平均株価が急速に上げ幅を縮めたことなどにより一時108円72銭まで下押しした。その後、時間外取引で米金利が上昇すると、ドル買い・円売りに転じたが、戻りは弱く、小高く引けそうな日経平均に歩調を合わせる形で小動きとなった。米1月雇用統計を控え材料が乏しい展開となった。15時現在、108円89銭となっている。
今日の個別はコマツの決算内容が嫌われたのか、売られて3%台半ばの下げ、三菱UFJもメガバンク不調で2%の下げ、パナソニックがほぼ1%の下げの他、トヨタ、ホンダ、三菱重工は小幅だった。毎日なんだかんだで上げたり下げたりしているが、状況はほとんど変わっていない。米中の駆け引きで相場が決まるようだ。でもほとんど米国か、・・(^。^)y-.。o○。
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