30日後場の日経平均株価は、アップル株の時間外の上昇や円安で買いが先行したが、その後、先物が売られて下げに転じ、マザーズ指数の急落が拍車をかけて上値が重く、前日比108円10銭安の2万556円54銭と反落。東証1部の出来高は14億3896万株、売買代金は2兆4810億円。騰落銘柄数は値上がり351銘柄、値下がり1730銘柄、変わらず47銘柄。市場は、マザーズ指数の急落が足を引っ張った。サンバイオ という個別の悪材料だが、全体に波及し、個人投資家の雰囲気は良くない。ただ、一時的な現象でいずれ落ち着くだろう。目先は決算本格化とともに個別株物色が強まるだろうと言う。
30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円台前半で推移している。重要イベントを前に方向感が乏しく、日経平均株価をにらみながらの展開となった。朝方はNYダウの上昇などを背景に109円40銭近辺で底堅く推移。高寄りした日経平均株価が失速し、午前10時すぎに下げ幅を100円程度まで拡大するとドル・円も上値が重くなり、109円20銭近辺まで下落した。後場に日経平均が下げ渋るとドル・円も持ち直したが、終盤にかけて日経平均が押し返されるとドル・円も弱含んだ。
マザーズ急落の原因はサンバイオと言う製薬会社が大日本住友製薬と進める米国での再生細胞医薬品「SB623」慢性期脳梗塞プログラムフェーズ2b臨床試験について、主要評価項目を達成できなかったと発表したことが原因のようだ。今日の個別はコマツが1%の下落で、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJは小幅にとどまった。唯一値を上げたのがパナソニックだった。パナソニック、復活なるか、・・(^。^)y-.。o○。
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