21日の日経平均株価は、米中貿易摩擦緩和期待から米株高となり、円安も加わって買いが先行、一巡後は中国主要経済指標の発表を控え、利益確定売りで停滞、その後持ち直すも米株先物安も重しになって上値が重い状態で、前週末比53円26銭高の2万719円33銭と続伸。 東証1部の出来高は11億2774万株、売買代金は1兆9432億円。騰落銘柄数は値上がり1432銘柄、値下がり633銘柄、変わらず63銘柄。市場は、日経平均は戻り基調にあるが、2万1000円近辺のネックラインに近づいたことで利益確定売りも出やすい。米中貿易問題に対する不安感は薄れているが、商いが膨らまないとリバウンド、買い戻しの域は出ないと先行き警戒のようだ。

21日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台半ばで推移している。日経平均株価の上昇を受けてドル買い・円売りが先行したが、国内輸入企業によるドル売り・円買いが観測されて上げ幅を縮小した。「米中は知的財産の問題でほとんど進展していない」との一部報道も重しになったという。18年の中国GDP(国内総生産)は28年ぶりの低水準となったが市場の反応は限定的で、ドル・円は昼にかけて持ち直したが、追加の手掛かり材料難の中、午後は上値の重い展開となった。

今日の個別はパナソニックが3%台と景気がいい。トヨタとリチウム電池の新会社設立が効いているんだろうか。コマツと三菱UFJは1%台で順調、コマツも復活してきたようだ。トヨタ、ホンダ、三菱重工は1%未満の小幅な上昇だった。市場は今後も米中を見ながら上下するのだろう、‥(^。^)y-.。o○。

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