17日の日経平均株価は、米株が上げたことから買いが先行したが、その後は戻り待ちの売りに押されて下落、後場では米先物が軟調で弱含みで推移、前日比40円48銭安の2万402円27銭と続落して取引を終了した。東証1部の出来高は11億4873万株、売買代金は1兆9778億円。騰落銘柄数は値上がり1366銘柄、値下がり682銘柄、変わらず80銘柄だった。市場は、英国のEU(欧州連合)からの離脱方法を巡る不透明感や米中対立による米企業業績への影響などが警戒され、手控えムードが広がったようだと言う。

17日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=109円を挟むもみ合いとなった。朝方109円ちょうど近辺だったドル・円は、日経平均株価の買い先行を受け上値を試す場面もあった。その後は日経平均が上げ幅を縮めマイナス転換するととともにドル・円は軟化し、一時108円81銭まで値を下げた。午後に入り、日経平均が一時プラス圏を回復し、ドル・円は一時109円06銭まで反発したが、日経平均が再び毎何件に転じるとドル・円も下押しし、109円を割り込んだ。なお、午後に黒田東彦日銀総裁が講演し、「人口減少や高齢化が進展する下での低金利環境は、金融システムや金融機関のビジネスモデルにも変革を迫る可能性がある」などと発言したが、為替市場の反応は限定的だった。15時現在、108円94銭となっている。

今日の個別はトヨタ、ホンダの輸送機械がやや下げた。三菱重工とパナソニックはほとんど変わらず、コマツが戻して1%台の上昇、三菱UFJも1%近く上げて引けている。株価も投資家の気分次第なので状況や材料を見ながらこの先も小刻みに動くだろう、・・(^。^)y-.。o○。

日本ブログ村へ(↓)