9日の日経平均株価は、米中の貿易協議が米国優位に進展するとの期待感で8日の米国株式が3営業日続伸したことから買いが先行、中国株も上昇して上げ幅を拡大、前日比223円02銭高の2万427円06銭と大幅に3営業日続伸。東証1部の出来高は13億751万株、売買代金は2兆3104億円。騰落銘柄数は値上がり1202銘柄、値下がり861銘柄、変わらず65銘柄。市場は、短期的な売買が主体で米中貿易協議に対する期待感はほぼ織り込んだと見られ、実際に解決しないと一段上は期待しにくい。為替は落ち着いているが、現状の1ドル=108円台は昨年12月日銀短観で示された18年度の想定レート(大企業・製造業で同=109円41銭)よりも円高水準にあり、このまま定着すると決算期待も薄れてくると株価も為替も双方とも警戒のようだ。
9日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=108円台後半で推移している。米中貿易協議を見極めたいとの見方もあり、序盤は日経平均株価が上昇する中で上値の限られた展開となった。ただ、米政府機関の一部閉鎖が続く中でトランプ米大統領が演説で非常事態宣言を発令しなかった事で安心感も広がり、ドル買い・円売りが強まってドル・円は一時109円ちょうど近辺まで上昇した。ただ、追加の材料難で戻り売りが上値を抑え、その後のドル・円は伸び悩んだ。
今日の個別は三菱重工、コマツ、パナソニックが3%台と値を伸ばしている。三菱重工は売られ過ぎとか、日本にとって大事な会社なんでもう少し買ってやってくれ。パナソニックも息を吹き返してきたようだ。ホンダは1%台、トヨタと三菱UFJは1%未満の小幅で引けたようだ、・・(^。^)y-.。o○。
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