政府が、米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている馬毛島(まげしま)(鹿児島県西之表市)について、地権者との間で近く売買契約を結ぶ見通しとなった。日米両政府が2011年に馬毛島を候補地に選んで以来、長く停滞していた買収交渉が決着することになる。

買収にメドをつけたことは在日米軍の訓練環境の改善につながり、日米の安全保障体制を強化する意味でも意義は大きい。

関係者によると、購入額は160億円。防衛省と島の大部分を所有する東京都内の開発会社が、週内にも仮契約を結ぶ。3月末までに島の引き渡しが実現する運びだ。

馬毛島は、種子島の西約12キロにある。広さは約8平方キロで、住民はいない。政府は島の買収後に自衛隊施設を整備し、米軍が共同使用できるようにする。沖縄県の米軍普天間飛行場に所属する輸送機オスプレイの訓練移転など、沖縄の基地負担軽減も検討する。


やっと買収が成立したか。民間が4千メーター級の滑走路の下地を作っているようだが、自衛隊がどの程度の滑走路を造るのかまだ不明だ。しかし、米軍機の訓練のほかに海自の哨戒機、陸自のオスプレイやヘリ、空自のF15やF35の訓練に加えて那覇のF15を分散配置できるとなると防衛上のメリットは大きい。でも福利厚生施設をしっかり作ってやらないとここで勤務する自衛官は気の毒だよな、・・(^。^)y-.。o○。

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