27日の日経平均株価は、米国株が過去最大の上げ幅を記録するなど米国株の急反発と円安傾向を受けて買い一色の状況で、前日比750円56銭高の2万77円62銭と大幅続伸。今年最大の上げ幅で全面高となった。21日(終値2万166円19銭)以来3日ぶりに2万円台を回復した。東証1部の出来高は15億7642万株、売買代金は2兆6918億円。騰落銘柄数は値上がり2112銘柄、値下がり11銘柄、変わらず6銘柄。市場は、NYダウがあれだけ上がればムードも変わる。買い戻しが先行し、年金のリバランスもあったと見られる。ただ商いはそれほど膨らんでおらず、底入れとは言い切れない部分が残ると大幅反発にも一抹の不安が残るようだ。
27日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=110円を挟んだもみ合いとなった。日経平均株価が朝寄り高で始まるとドル・円は一時111円23銭を付けたが、中値設定に向けて国内輸出企業からのドル売り・円買いが入り、ドル・円は一時110円84銭まで値を下げた。午後になり日経平均株価がジリ高歩調を強めると、ドル・円には買い戻しが入り、寄り付き直後の水準近辺まで値を戻した。15時現在、111円20銭となっている。
今日の個別はパナソニックが5%台、トヨタとホンダが4%台、三菱UFJとコマツが3%台、どん尻の三菱重工も2%台と大きく上げた。良いことではあるが、まだまだ株価は物足りない。しかし市場を見ていると経済の動向などよりも投資家の心理で株価が上下している印象がある。まあ相場なんてものは実体経済お構いなしで売り買いする者の心理で動くんだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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