21日の日経平均株価は、米株安やドル安で売りが優勢、これに中国株安も重しになって回復のめどもない状態で上値が重く、前日比226円39銭安の2万166円19銭と大幅に4日続落。全面安商状となり、連日で年初来安値を更新し、17年9月15日(終値1万9909円50銭)以来ほぼ1年3カ月ぶりの安値水準となる。東証1部の年初来安値は1335銘柄に上った。東証1部の出来高は20億6731万株、売買代金は3兆5573億円。騰落銘柄数は値上がり225銘柄、値下がり1886銘柄、変わらず19銘柄。市場は、米国株安など下げの理由はあるが、むしろ需給悪化による影響が大きい。来週25日の年内最終受渡し日で売りが一巡してくれれば良いのだが。いずれにしろ市場はネガティブ・コメントばかりであり、『陰の極』が近づいている感じだと警戒のようだ。
21日の東京外国為替市場でドル・円は小幅上昇した。朝方1ドル=111円15銭近辺だったドル・円は日経平均株価の朝安寄りを受け111円08銭まで下げたが、中値設定に向けては久々のドル安水準とみた国内輸入企業からのドル買い・円売りが入った。その後はもみ合いが続いたが、後場に入り日経平均株価が下げ渋るのを背景にドル・円は上伸し、引け間際に111円44銭まで上値を伸ばした。15時現在、111円44銭となっている。
今日の個別は空恐ろしい。トヨタが3%台、三菱UFJとパナソニックが2%台、ホンダ、三菱重工、コマツが1%台の下落だった。三菱UFJ、コマツ、パナソニックは年初来最安値を更新といい話がない。総額ではトヨタと小松が頑張っているので何とかプラスではあるが、年明けはどうなるだろう。またドカンと来るかな、・・(^。^)y-.。o○。
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