東京地検特捜部は21日、2008年に私的な投資で生じた損失を日産自動車に付け替えたとして、会社法の特別背任の疑いで、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)=金融商品取引法違反の罪で起訴=を再逮捕した。認否は明らかにしていない。ゴーン容疑者の逮捕は3回目。特別背任罪の公訴時効は7年。海外にいる期間は時効が停止されるため、特捜部はゴーン容疑者の渡航歴を調べ、時効が成立していないことを確認した。
再逮捕容疑は08年10月ごろ、私的なスワップ取引で発生した約18億5千万円の損失を負担する義務を日産側に負わせるなど、損害を与えた疑い。
勾留延長が認められなかったことから予定を繰り上げて再逮捕したか。世間ではいろいろ言われているが、石橋を叩いてもなかなか渡らない検察だから金融商品取引法違反だけで終わるとは思えなかったが、まあ、年内は金融商品取引法違反で引っ張って年明けに再逮捕というところだったのかもしれないな。同一罪種での勾留はなかなか満額認められない傾向にあるが、金融商品取引法違反も2件を立件して悪性と故意性を立証するつもりなんだろう。それにしてもこの事件も事件よりは背景が特殊ではあるが、どうなることか、・・(^。^)y-.。o○。
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