12日の日経平均株価は、中国通信機大手の華為技術(ファーウェイ)副会長の保釈や中国が米国車の関税を15%に引き下げを検討などと伝わり、米中関係の改善期待で買い優勢の全面高、加えてドル高や米株先物への買いも入って、前日比454円73銭高の2万1602円75銭と3日ぶりに大幅反発。東証1部の出来高は14億8033万株、売買代金は2兆7885億円。騰落銘柄数は値上がり1867銘柄、値下がり213銘柄、変わらず43銘柄。市場は、米中貿易摩擦の緩和を期待させるニュースで買い戻されたが、米中問題は根本的な解決には至っていない。材料に揺れる展開に変わりはなく、この先どちらに行ってもおかしくないと警戒感は薄れていないようだ。確かに米中摩擦は根が深いのでまたいつ再燃するか分からない。

12日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=113円台半ばで推移している。中国ファーウェイCFO(最高財務責任者)の保釈などを受けて米中通商問題に対する懸念がやや和らぐ中、日経平均株価の上昇も追い風になってリスク回避の動きが後退。ドル買い・円売りが先行し、ドル・円は一時113円50銭近辺まで上昇した。ただ、追加の手掛かり材料に乏しく、米国でCPI(消費者物価指数)など重要な経済指標の発表を控えていることもあり、午後は様子見ムードが広がって動意薄となった。

今日の個別はさすがにすべて上げている。パナソニックが3%台、トヨタ、ホンダ、コマツが2%台、三菱重工も1%台、三菱UFJだけが小幅な上げだったが、金融株はどうもよろしくないようだ。しかし、米中貿易摩擦は単に貿易関税だけの問題じゃないようなのでこの先また再燃する可能性は高いだろう、・・(^。^)y-.。o○。

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