政府は、陸上自衛隊海上自衛隊による「統合輸送部隊」を創設する方針を固めた。今月中旬に策定する次期中期防衛力整備計画(中期防、2019~23年度)に明記し、中・小型輸送艦を新たに導入して、統合輸送部隊を編成する。中国軍による海洋進出の拡大を念頭に、南西諸島への海上物資輸送など、有事の際の自衛隊の補給能力を高める狙いがある。

複数の政府関係者が明らかにした。自衛隊が統合輸送部隊をつくるのは初めてで、防衛相直轄の共同部隊とする。海自は人員不足のため、離島への海上輸送を陸自にも担わせることにした。海自は、輸送艦を運用するための教育訓練を行う。中期防と同時にまとめる新たな「防衛計画の大綱」(防衛大綱)で「弾薬や燃料の整備・備蓄」を優先事項に位置づけ、中期防で部隊を編成することにした。

南西諸島は大型輸送艦が入港できる港湾施設がない島も多く、有事の際にも地対艦・地対空ミサイルや弾薬、燃料などの物資が枯渇しないよう、統合輸送部隊が中・小型輸送艦でピストン輸送できる態勢とする。


陸自が輸送艦を装備するなんて話があったが、要は海自の人手不足を陸自が補うと言うことか。陸自は最大の人材プールだし、陸海空の時代じゃなくなっているんだから効果的な運用が必要かもしれない、・・(^。^)y-.。o○。

日本ブログ村へ(↓)