11日の日経平均株価は、米株高やドル高で買い先行で始まったが、米中貿易摩擦に対する懸念が根強く一巡後は売りが優勢、中国株高も米先物安に押し切られて軟化して前日比71円48銭安の2万1148円02銭と続落。TOPIX(東証株価指数)は同14.50ポイント安の1575.31ポイントと10月29日の年初来安値(終値1589.56ポイント)を更新した。東証1部の出来高は14億7631万株、売買代金は2兆5012億円。騰落銘柄数は値上がり324銘柄、値下がり1745銘柄、変わらず54銘柄。市場は、日経平均は底割れしている訳ではないが、あまりにも戻りが鈍い。自律反発狙いの買いや買い戻しが入っても上を買う人がいない。全般に売り気が強く、SQ通過までは需給は悪そうだと冴えないようだ。
11日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=113円台前半で推移している。日経平均株価が高寄り後に軟化したことを受けてドル・円も軟化。日経平均が下げ幅を拡大したためドル・円も連動して弱含みの展開となり、113円ちょうど近辺まで下落した。時間外で米長期金利が低下したため日米金利差縮小を見込んだドル売り・円買いが強まったようだ。米財務長官と中国副首相が通商問題で電話会談したことが明らかになったが、市場の反応は限られた。
今日の個別は中国頼みのコマツが3%台、パナソニックも3%台で年初来安値を更新、予想では会とか言うし、化けるとも言うが、どうなんだろう。三菱UFJも2%近く下げている。トヨタが1%台、三菱重工も1%に近い。ホンダだけが1%未満の小幅だった。年末に来て米中貿易摩擦が再燃しているが、米国は貿易云々じゃなくて中国潰しににかかっているんだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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