先日、「Destiny、鎌倉物語」をテレビで放映していたので見てみた。実はこの本、読んでみようかと思ったが、文庫本を買うかどうか迷っているうちに店頭から消えてしまった。それでテレビの放映を見てみたが、内容は「ラブファンタジー」でまあ特段のものではなかった。鎌倉は妖気が滞留していて魔物や妖怪が人間と一緒に暮らしているという。なんか設定から怪しげだが、そんなことを言ったら京都など魔物、妖怪の街になってしまうんじゃないだろうか。
主人公とその奥さんは平安時代から何回も生まれ変わっては結婚しているんだそうだが、そこに天燈鬼とか言う化け物が横恋慕して奥さんを黄泉の国に連れて行ってしまうが、主人公は奥さんを連れ戻しに黄泉の国に行く。そこで天燈鬼やその手下の魔物と戦うのだが、武器は竹刀、黄泉の国では想像力で何でも出せるそうなんで10式戦車でも出して化け物など吹き飛ばせ。せめて真剣でばっさりやってしまえと思うが、ラブファンタジーでは血は禁物なんだろう。まあ悪役の魔物化け物もあまり悪そうに見えないのでそれでいいのかもしれない。
結果、親切にしてやった貧乏神がくれた茶碗に助けられて現世に戻ってめでたしなんだけど、まあ話の内容は他愛もないが、映像はちょっと面白いかも、・・。黄泉の国の景色は「千と何とか」みたいなところはあるが、死んだ人も現世と変わらずに普通に生活しているのでこれじゃあ死んでも生きても変わらないだろうというところだろうか。
黄泉の国に行くにも鎌倉から1両の江ノ電で行くのだが、1日に死ぬ人間はたくさんいるからそんなものじゃ間に合わないだろうとか理屈を言ってはいけないんだろうなあ。まあ他愛もない話だが、特段の活劇もなく極悪党も出ては来ないので結果としてはほっこりする話ではある。こういうのはネタバレになるのかもしれないがもうずいぶん時間が経っているので良いだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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