先日、教習所出入りのバイク屋さんの前を通りかかったらヤマハのNIKENが展示してあったのでちょっと見せてもらった。店長さんが言うには、「コーナリングの際の遠心力が非常に小さく感じるので最初はその点で違和感を感じるが、コーナリング性能が非常に高く信じられないくらい小回りも効く」そうだ。


ただ見た目は前部が2輪でシステムが複雑で巨大なので重量がありそうに見える。「車重はどのくらい。300キロくらいかな」と言うと何と「263キロ」と言うじゃないか。このでかさでウソだろうと思ったら本当だった。


わがCB1300スーパーボルドールは274キロ、CB1300スーパーボルドールは車体だけを見ると意外に小さく見える。高速のSAなどでリッターオーバーのモンスターの間に入ると何だか一回り小さく見える。だから車体の見た目で比べるとNIKENは300キロ超でもおかしくないように見えるが、CB1300スーパーボルドールよりも11キロも軽い。


CB1300は何がそんなに重いのだろう。一番の元凶はエンジン、CB1300はパラ4で1300cc、しかも設計が古い。NIKENは新しパラ3で845cc、これだけでもかなり違うだろう。それからCB1300は誕生後四半世紀を過ぎたバイクでフレームやスイングアームもこれでもかと言うくらいにがっちり型だが、NIKENは最新型、タンクはアルミ製と言うし、フレーム、スイングアーム、その他、軽量化などの技術もずい分進歩しているんだろう。


店長さんが、「今度、昼休みに教習所に持って行くので乗ってみてください。驚くほど小回りが効いて扱いやすいバイクです。跨った瞬間に、『あ、これはいける』と思いますよ」と言う。3輪バイクは乗ったことはないが、感覚的には前2輪だと安定していて乗り易そうに思う。で、教習所に帰って二輪の責任者の係長にそのことを話したら、「あんなものは邪道です。バイクじゃありません」と一言の元に切り捨てられてしまった、・・(^。^)y-.。o○。

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