6日午前、室戸沖で在日米海兵隊岩国基地所属のFA18攻撃戦闘機とKC130給油機が衝突した問題で、岩屋毅防衛相が会見を開いた。
岩屋大臣によると、2機はきょう午前1時42分ごろ、高知県室戸沖の南南東約99キロの海上で空中で接触し墜落。乗員が2名と5名ずつ搭乗していたといい、米軍、海上・航空自衛隊、海上保安庁が海域で捜索救助活動を実施。海上自衛隊に救助されたFA18の1名の容態は安定しているとし、「他の乗員が一刻も早く救助されることを願っており、捜索に全力を挙げる」とした。
岩屋大臣によると、2機はきょう午前1時42分ごろ、高知県室戸沖の南南東約99キロの海上で空中で接触し墜落。乗員が2名と5名ずつ搭乗していたといい、米軍、海上・航空自衛隊、海上保安庁が海域で捜索救助活動を実施。海上自衛隊に救助されたFA18の1名の容態は安定しているとし、「他の乗員が一刻も早く救助されることを願っており、捜索に全力を挙げる」とした。
また、現時点では民間船舶への影響があったことは確認されていないとし、米側に情報の提供等を申し入れるとともに関係自治体に情報提供を行ったと述べた。
日本は事故を起こしてはいけないなどと神学的なことを言うが、理屈ではその通りだが、どんなに注意していても不完全な人間が不完全な機械を操作しているので事故は起こる。厚木の艦載機の岩国移転や普天間の辺野古移転も一種のフェールセーフで「事故を起こすな」と叫ぶよりもこうしたフェールセーフを充実させる方が安全性は高まる。その点では米国の思考の方がはるかに現実的ではある。しかし、脱出手段を持つFA-18の搭乗員は助かる可能性はあるが、脱出手段のないC130の乗員は絶望的だろう。
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