3日の日経平均株価は、米中貿易摩擦が緩和の傾向にあることを好感して買いが優勢、先物にも買いが入って上げに拍車をかけ、さらに中国株も好調で値を伸ばしたが、後場で先物が売られてやや値を落として、それでも前週末比223円70銭高の2万2574円76銭と大幅に7営業日続伸。心理的なフシ目となる2万2500円を回復し、10月22日(終値2万2614円82銭)以来ほぼ1カ半ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は13億4078万株、売買代金は2兆4306億円。騰落銘柄数は値上がり1579銘柄、値下がり472銘柄、変わらず68銘柄。市場は、米中首脳会談が通過し、しばらく不安要素として邪魔されなくなった。決算絡みの海外ヘッジファンド売りも一巡し、上は軽くなったのではないか。無論、短期的な過熱感は出ているが、13週線と26週線とのデッドクロスが回避できれば年末高期待に繋がってくるだろうと期待のようだ。
3日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=113円台半ばで推移している。前週末の米中首脳会談を受けて朝方は113円台後半で底堅く推移したものの米中会談における合意は想定の範囲内との見方もあってドル買い・円売りは一巡。早期の米利上げ打ち止め観測を背景に上値の重い展開となった。日経平均株価の高寄りや、上海総合指数などアジア株の急伸に対しても為替市場の反応は薄かった。
今日の個別はトヨタが3%台、ホンダが2%台と輸送機器が値を伸ばしている。パナソニックは1%台、三菱重工、三菱UFJ、コマツは1%未満の小幅だった。これから年末に向けて株価がどう動くかだが、想定外の事態がない限り、日経平均は上げるんじゃなかろうか。米中貿易摩擦も中国が白旗を上げそうだし、‥(^。^)y-.。o○。
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