日本による植民地時代だった戦時中に強制徴用され、三菱重工業で働かされた韓国人被害者5人が同社を相手取り起こした損害賠償請求訴訟の差し戻し上告審判決で、韓国大法院(最高裁)は29日、原告が逆転勝訴した差し戻し控訴審判決を支持し、被害者1人あたり1億100万ウォン(約1000万円)の支払いを命じた。同額は損賠賠償金と未払い賃金を合わせたもの。控訴審では1人あたり8000万ウォンの支払いを命じていた。

大法院は10月に別の強制徴用訴訟で新日鉄住金に賠償を命じる確定判決を出している。これに対し、日本政府は1965年の韓日請求権協定で個人請求権問題は解決済みとの立場を前面に出して強く反発しており、今回の判決でさらに態度を硬化させそうだ。

一方、大法院はこの日、戦時中に三菱重工の軍需工場で働かされた元女子勤労挺身隊員の韓国人被害者4人と遺族1人の計5人が同社を相手取り起こした損害賠償請求訴訟の判決で原告の主張を認めた。


当然こうした判決にはなるだろうことは予想できたが、これで日韓関係はさらに悪化するだろうなあ。日本はさらに強硬な対応を取るだろうけど韓国は「一緒に考えましょう」みたいなことを言って日本に振ってくるんだろう。米国はケンカするなと言っているようだが、もしも日本が少しでも弱腰あるいは甘い対応をするとさすがに国内世論が持たないだろう。感情的主観主義の国民に政治も司法も迎合してしまうのではどうにもならない。日韓関係は劇的な状況の変化がない限りほとんど実質的な断交状態が続くだろうなあ、・・(^。^)y-.。o○。

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