28日の日経平均株価は、米中貿易摩擦への懸念が薄れて、米株が上がったことで買いが先行、円安や先物買いも支えになって続伸、後場は中国株高が加わって一段高、引けにかけてもみ合いになったが、前日比224円62銭高の2万2177円02銭と大幅に4営業日続伸。2万2000円台回復は11月12日(終値2万2269円88銭)以来。東証1部の出来高は13億8834万株、売買代金は2兆5511億円。騰落銘柄数は値上がり1416銘柄、値下がり612銘柄、変わらず85銘柄。市場は、米中交渉への期待感が指摘されるが、期待先行は一部であり、依然として半信半疑だが、10月に海外投資家が大量売り越しに動いた株価指数先物が買い戻され、配当再投資の資金も徐々に入りつつあり、需給面での支えになっていると市場状況の好転を期待しているようだ。
28日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=113円台後半で推移している。約2週間ぶりに113円90銭近辺まで上昇する場面もみられた。前日に講演したクラリダFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が予想ほど利上げに慎重ではなく、日経平均株価の堅調推移を受け、NY時間に引き続きリスクオンのドル買い・円売りが優勢となった。追加の手掛かり材料は乏しく、今晩の米国で重要な経済指標の発表や、パウエルFRB議長の講演を控えることから買い一巡後は見送りムードが強まり、動意薄の展開となった。
今日の個別は日経平均が大きく伸ばした割にはパッとしない。ホンダ、三菱UFJの不良債権は1%台の下落、トヨタも小幅に下げた。一方で三菱重工は2%の伸び、これは良いことだ。パナソニックも1%台の伸び、コマツは小幅に値を伸ばして引けている。中国が米国の逆鱗に触れるのを嫌ってちょっと後退し始めたそうだが、超覇権主義中国もまだ米国が怖いか、・・(^。^)y-.。o○。
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