21日の日経平均株価は、米株安を嫌気して売りが先行、NY原油安も加わって大きく下げたが、円安傾向や米株の持ち直し、中国株の堅調などで下げ幅を縮小して、前日比75円58銭安の2万1507円54銭と続落。東証1部の出来高は13億9258万株、売買代金は2兆4105億円。騰落銘柄数は値上がり596銘柄、値下がり1431銘柄、変わらず85銘柄。市場は、NYダウの500超ドル安と比べれば、日経平均は忍耐強くなっている。日銀のETF買いが入り、年金のリバランスも期待される。ただ、下を支えるものであって上を買うものではない。一方、海外投資家は先物市場で相当の売りポジションを抱え、下に仕掛けにくいと見られ、どのタイミングで本格的に買い戻しに動くかが注目されると買戻しの時期を探っているようだ。

21日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=112円台後半で底堅く推移している。日経平均株価が大きく下落する中、持ち高調整のドル買いが優勢となった。米感謝祭や日本の祝日を前に積極性は乏しくドル・円の上値は限られたが、日経平均が下げ幅を縮小するにつれてドル・円も徐々に強含みの展開となった。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が堅調に推移していたことも投資家心理の改善につながったとの見方もあった。

今日の個別はトヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックとも小幅な下落で引けている。こういうのも珍しい。渦中の日産はちょっと持ち直している。ここは買いと言う投資家もいるんだな。ちょっとそんなことを考えたけど、・・(^。^)y-.。o○。

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