20日の日経平均株価は、米株の下落で売りが先行、その後、円の伸び悩みでやや下げ渋ったが、中国株が下落して止めを刺され、前日比238円04銭安の2万1583円12銭と大幅反落。東証1部の出来高は14億3070万株、売買代金は2兆3369億円。騰落銘柄数は値上がり734銘柄、値下がり1294銘柄、変わらず84銘柄。
市場は、アップル中心の米ハイテク株安が波及したが、グロース(成長株)からバリュー(割安株)へと物色の流れが変わりつつあるようだ。指数は値固め待ちだが、米国の雇用、賃金は良く米感謝祭から始まるホリデーシズンの商戦は好調となり、市場センチメントも上向いてくると希望的なようだ。
20日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=112円50銭近辺で推移している。ただ、ドル・円は前日の米国時間に先行して下落していたため、日経平均株価が大きく下げる中で下値は限定的となり、午前10時30分ごろに112円60銭台まで上昇するなど底堅く推移した。もっとも日上海総合指数なども急落し、リスク回避の円買いが断続的に出たためドル・円の上値は重かった。今日は米国で住宅関連の指標あるが、前日も弱い米住宅関連指標がきっかけにリスクオフが広がっただけに様子見ムードも強かったという。
今日の個別はトヨタが1%台の値上がり、三菱重工も値を上げた。トヨタは日産が下げた分を吸収したのだろうか。下げはコマツが1%台、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックは小幅だった。日産も痛いだろうねえ、今回の騒動は。泣いて馬謖を斬るの類かな、・・(^。^)y-.。o○。
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