5日の日経平均株価は、売り優勢で始まり、米中貿易交渉への期待感減少や長期金利の上昇で腫瘍株が値下がりして投資家心理が冷え込んだことに加え、中国株安も重なって弱気が支配、前週末比344円67銭安の2万1898円99銭と大幅反落。東証1部の出来高は14億8991万株、売買代金は2兆6280億円。騰落銘柄数は値上がり656銘柄、値下がり1372銘柄、変わらず83銘柄。市場は、米中間選挙をはじめ、7-8日開催のFOMCなどを控え、イベント通過待ちの状況だ。当面はスケジュールをこなしつつボラティリティが低下し、日柄調整に向かうのではないかとやや弱気のようだ。

5日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=113円台前半でもみ合い商状。日経平均株価が大幅安となったが、「5・10日(ごとおび)」に伴う国内輸入企業による円売りがドル・円を下支え。上海総合指数の軟調スタートが重しになり、ドル・円の上値は重くなったが、中国の習近平国家主席が「輸入関税を引き下げる」と発言すると上海株とともに日本株も下げ幅を縮小し、ドル・円も持ち直した。米中間選挙を控えて積極的な動きはみられず、上下ともに限られた展開が続いたが、午後になるとややドル買いが優勢となり、ドル・円は113円30銭程度まで上昇する場面があった。

今日の個別はトヨタ、ホンダ、三菱UFJが1%近く下げたほか、パナソニックも小幅に下げている。一方、三菱重工は2%の半ばを上げている。次期戦闘機開発のまとめ役という新聞報道が影響したのだろうか。パナソニックは小幅に上げたが、これも下げ過ぎの感がある、‥(^。^)y-.。o○。

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