今日はコペンで箱根を走ってきた。ちょっと雨模様だし、バイクは乗る機会も多いので今日はコペンにした。この車に乗るといつも思うのだが、ダイハツは間違っても数売れないこの車に相当な開発費を費やしたんだろう。


箱根旧道やら県道736号、静岡県道401号など相当にタイトな山坂道を走っても決して破綻しない。ボディも足回りも相当に鍛え込んでいる。「所詮は軽だろうなんて舐めたらいかんぞ」の世界ではある。タイトな山坂道では走り方次第で相当に早く走れる。


ただ、さすがにパワーは660で排気タービン過給機を付けても64馬力と言うが、実際はどうなんだろう。普通車の業界自主規制は当の昔に規制が廃止になっているが、軽の64馬力規制はずっと続いている。軽の660のエンジンでも80馬力くらいは軽いらしいが、あまりパワーを出してしまうとCカーとの区別が曖昧になり、「それじゃあ軽自動車規格なんてやめちまえ」なんてことになると業界が困るので寝た子を起こさないようにそっとしているらしい。


それでも一説によるとコペン、S660、アルトワークスなど排気タービン過給機付きの軽スポーツは実際には80馬力くらい出ているという。確かに2千回転くらいまでは過給が始まらないのでかったるいが、過給が始まると急に元気になる。


以前にレンタカーで自然吸気の軽に乗ったことがあるが、アクセルを目一杯踏んでも、お寺の鐘のようにボーっと排気音だけが高くなってパワーがついてこないなんともかったるい思いをした。


でもコペンは2千回転を過ぎるとパワーが乗ってきてそのまま7千回転まで一気に回る。車体が軽いせいもあるんだろうけど結構いい加速をする。箱根ターンパイクの料金所を過ぎると直線の急坂が続くが、サイファもアクセルベタ踏みで75キロくらい、コペンも80キロ弱なのでサイファ1.5の馬力荷重は10キロちょっとと言うと、コペンも大体80馬力くらいかと思う。


三本御大に言わせると「パワーは麻薬のようなものであればいくらでもあった方がいい」ということになるが、車重が100キロ増加しても130から150馬力くらいあると馬力荷重が6~7キロで相当に面白い車になるだろう。


でも今のままでも走るのには結構面白い。高速のようなところではパワーがものを言うので所詮は軽ということになってしまうが、タイトな山坂道では走り方によっては相当に速い車かもしれない。GRからコペンを出すとかいう話があるが、ダイハツはトヨタに手を入れさせるのを相当強固に拒んでいるようだが、やはりそれなりに車の出来には自信があるんだろう。確かにラリーか何かで走らせたらけっこうおもしろいいい車だと思う、‥(^。^)y-.。o○。

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※ かわいいとか言うが、走らせてみるとかわいいなんてそんな車じゃない。結構まともなスポーツカーではある、‥(^。^)y-.。o○。

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