ブルームバーグ通信は2日、トランプ米大統領が今月末からの20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて開く予定の米中首脳会談に先立ち、貿易協議の合意案を作成するよう政権幹部に指示したと報じた。

両首脳が1日に行った半年ぶりの電話会談が対話を前進させる契機になったといい、激しさを増す貿易戦争の収束に向けた道筋を描けるかが焦点となる。

トランプ氏は、アルゼンチンで開かれるG20首脳会議の際に、中国の習近平国家主席と直接会談する方向で調整している。ブルームバーグは事情に詳しい関係者4人の話として、トランプ氏が1日の電話会談後、貿易問題に関する首脳合意を目指すよう主要閣僚に要請したと伝えた。合意案の作成には複数の関係省庁が関与しているという。


今時、輸入を制限すれば自国産業が進展するなんてそんな単純な産業構造じゃないからなあ。現代の産業は複数の国家が複雑に絡み合って成立しているので完全を高くして他国の製品を締め出せば自国の産業が伸びるわけじゃない。もっともある特定の国の製品に高関税をかけてその国の国力を削ぐなら話は別だが、そうするとお互いに血を流しながらの消耗戦となる。中国と手打ちしようというのはどっちだろうか。輸入を制限しても必ずしも国内産業が伸びないことが分かったのならずい分ど素人経済政策と思うが、・・(^。^)y-.。o○。

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