2日の日経平均株価は、買いが先行、その後、「トランプ米大統領が中国との貿易合意の草案作成を指示した」と一部で報じられると先物買いなど一段高、中国株高も加わって、前日比556円01銭高の2万2243円66銭と大幅反発。上げ幅は今年2番目。2万2000円台を回復し、10月22日(終値2万2614円82銭)以来の高値水準となった。東証1部の出来高は18億1812万株、売買代金は3兆5672億円。騰落銘柄数は値上がり1495銘柄、値下がり561銘柄、変わらず55銘柄。市場は、米中貿易合意の草案作成指示とのニュースが好感されたが、トランプ氏はまた何を言い出すか分からない。日経平均ベースで200日線が見えてきたが、5カ月近くもみ合ったゾーンで商いが溜まった価格帯でもあり、頭を抑えられる水準とも言えると警戒感を崩してはいないようだ。
2日の東京外国為替市場でドル・円は上昇した。朝方1ドル=112円60銭近辺だったドル・円は日経平均株価の買い先行を受け上値を伸ばしたが、日経平均株価が伸び悩むとともに軟化。午後に入っても小動きが続いたが、トランプ米大統領が米中首脳会談で貿易合意することを見込んだ草案作成を指示したと伝わると急速に円安・株高が進み、ドル・円は一時113円09銭まで上伸した。15時現在、112円97銭となっている。
今日の個別はトヨタ、ホンダ、三菱UFJが小幅な下落で波に乗り損ねたようだ。一方、コマツは米中貿易戦争緩和期待で7%近くまで値を伸ばしている。三菱重工も3%台と大きく値を伸ばし、パナソニックも小幅ではあるが、値を伸ばした。三菱重工が値を伸ばしたのは良いことだ、・・(^。^)y-.。o○。
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