30日の日経平均株価は、始まりは米株安で下落したが、その後は押し目買いと円安、中国株高で買いが先行、終盤やや伸び悩んだが、前日比307円49銭高の2万1457円29銭と4営業日ぶりに大幅反発。TOPIX(東証株価指数)の浮動株比率変更に伴う売買の影響で東証1部の売買代金は4兆406億円と5月31日以来5カ月ぶりに4兆円を回復、出来高は22億790万株。騰落銘柄数は値上がり1840銘柄、値下がり239銘柄、変わらず31銘柄。市場は、年金のリバランス買いが続き、月末接近でファンドの解約売りも峠を越えたと見られている。これまでの下げは需給によるところが大きく外部要因の落ち着きで売られ過ぎの修正と言えそうだ。今日の動きをみる限りでは転換の兆しが出てきたようにも思えると好転に一安心のようだ。

30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=112円台半ばで推移している。安く寄り付いた日経平均株価が切り返し、上げ幅を拡大するとリスクオンのドル買いが優勢となってドル・円も強含みで推移。中国株も上海総合指数が急伸したことも支えになった。日経平均は後場に一段高となったが、午後のドル・円は追加の手掛かり材料難により小動きとなった。

今日の個別は決算を発表したコマツが6%台の急伸、このところ冴えなかっただけに一安心のようだ。三菱UFJは2%台、ホンダも2%近い伸び、トヨタとパナソニックが1%未満の小幅だが、三菱重工だけが小幅に下落したのが気になるところではある。株価もかなり値を落としていたので買い時を探っていたんだろう、・・(^。^)y-.。o○。

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