ゴジラと言う怪獣映画がある。1954年が最初だからもうかれこれ64年になる。自衛隊の創設と一緒、ずい分続いたものだ。ゴジラシリーズは結構見ている。第1作、第2作はリバイバル上映で、その後は映画館で観た。そのうちに夏休み子供祭りの目玉のようになって見るに堪えなくなってきたのでいかなくなったが、1984年から新シリーズでかなりおどろおどろしくなって再登場、1997年に初代のゴジラが死んで新シリーズが始まったが、何となくもっともらしい話を作ってはいるものの所詮は怪獣映画でさすがに見に行かなかった。
で、最近は「シンゴジラ」でまた4期目が始まったが、シンゴジラはもうゴジラのイメージとは全く違う化け物じみた怪獣ではある。ゴジラも最初は体長50メーター、体重2万トンとか言っていたが、高層ビルの建設が進み、50メーターでは目立たなくなったと言うことで80メーターになり、100メーターになり、最後は120メーターにまで巨大化した。
最初のうちは生物だったゴジラもだんだん変わってきてマントルの中を移動するだの、核物質を食うだの、だんだんあり得ない、まあ、基本的に最初からあり得ないんだけど、設定になってきて最後のシンゴジラなどは口や背中からあらゆる物質を破壊するという16万度の熱戦を出しまくり、都心を廃墟にしてしまう。
あらゆる物質を破壊するならその熱戦を出しているシンゴジラはどうなんだろうとか、600ミリ以上の装甲を貫通する120ミリ徹甲弾を跳ね返すほど固い皮膚なら銅像のようで動けんだろうとか言ったら、子供に「映画なんだからそういう余計なことは抜きにして見たらどうだ」と叱られてしまった。
まあ、一時期はゴジラ以外にもモスラ、ラドン、アンギラス、キングギドラ、ビオランテ、デストロイア、ガメラ、バルゴン、ギャオス、様々な怪獣が登場した。一時はキングギドラ最強だったが、その後ゴジラが盛り返した。大映の怪獣はまた別だから何が強いとか言えないが、間違いなく最強がいる。それは大映の大魔神、これは間違いなく最強だろう。
なぜって、神だから。シンゴジラも巨大不明生物とか言っていたので要は人間、犬猫、鳥、魚と一緒の生物だが、大魔神は神だからその存在レベルが違う。時代背景は戦国時代のようなので出てくる兵器は火縄銃、投石機、火責め、爆薬程度だが、現代に出てきても無敵だろう。何と言っても神だからなあ。ただ、この神様、若い娘が泣かないと言うことを聞いてくれないと言う新橋おやじチックな神様ではあるが、・・。あ、最後は子供の言うことも聞いたか。
でも大魔神も現代によみがえったら清らかな乙女もいないし、悪もあるとあらゆる悪がはびこり過ぎて混乱するかもしれないなあ。おっと、神だからすべてを瞬時に見分けるか。まあゴジラも良かったが、最近は大魔神もいいなと思う今日この頃ではある。ああ、ロボジーもいいか。でもロボジーは怪獣じゃないけど、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)