今年はロングツーリングと言うと雨にばかり降られている。5月のツーリングでは帰りはずっと雨で500キロを走って帰ってきた。今回は行きは自宅から静岡を抜けるまで雨、帰りは愛知から静岡の途中までが雨だった。雨が降るとバイクは当然濡れるので雨衣を着こまないといけない。


雨衣も最近は定番のゴアテックスから各社が独自に開発した透湿防水素材のものまで様々出回っている。性能もそれぞれだが、防水性はけっこう高いのできちんと着ていればそうそう濡れることはないが、山用の雨衣のようにフードがついていないので襟周りから雨がしみ込んでくる。それから袖口、いい加減に着ていると合わせ目やポケットのフラップの間なども危ないが、それなり気を使えば大丈夫だろう。


透湿防水素材は蒸れないというがそんなことはない。山登りだと雨で濡れるか汗で濡れるかと言うレベルで着込んだ時にちょっとさらっとするだけであとはゴム引きナイロンとほとんど変わらない。防水性能はゴム引きナイロンの方が高い。洗って干すときは透湿性が便利ではあるが、・・。


バイクも夏に雨衣を着るとどんなものでも暑くて破り捨てたくなる。だからバイクの場合は安いゴム引きナイロン、WMブランドで5000円くらいかな、で十分だろう。透湿防水素材のやつは安くて2,3万、高いのだと5万以上もする。まあブランド価値はあるかもしれないが、WMもブランドだし、コスパを考えれば間違いなく優れている。


問題は手袋でT社のレイングローブを買って着けていたが、時間が経つと水がしみ込んできて絞ればざぶざぶ水が出てくる始末で長雨には使えないのでこの手袋は晴用に使っている。今のこの時期などはメッシュでは寒いので防風性能もそこそこでちょうどいい。


でも雨用の手袋がないのでウエットスーツと同じ発泡ウレタンを使用した手袋を買ってみた。着けてみるとモコッとした感じではあるが、悪くはない。4ミリとか結構厚手なので防寒防風性能もあるだろう。確かスキューバダイビング用のウエットスーツが5,6ミリ、サーフィン用が2ミリとか言っていたからダイビングスーツくらいの厚さはある。


でもウエットスーツ地では水が通るんじゃないかと思ったが、意外にこれが通らない。ただ長時間着けているとやはり汗でべたついてくるのはやむを得ないだろう。透湿防水素材のものも要は縫い目処理の仕方が問題で縫い目が多く複雑な形状の手袋はなかなか難しいだろう。山登りでは防水手袋と言うのはない。あるかもしれないが使ったことはない。夏山では岩などで手を傷つけないように軍手などをしたことはあるが、防水はない。防水と言うよりも冬山で雪で手を濡らさないためのものはあるが、・・。


もっとも防水性能が高いと思われるのは洗濯用ゴム手袋だろうからこれをバッグに突っ込んでおいて雨が降ってきたらライディンググローブの上から被せて使うなんてのもありかもしれない。ゴム製は一体成型で縫い目もないしゴムは完全防水なので絶対に水は染みてこない。でも格好は良くないよなあ、・・(^。^)y-.。o○。

日本ブログ村へ(↓)