9日の日経平均株価は、人民元安と中国株安で売りが先行、円高も拍車をかけて、中国株が持ち直すとやや下げ渋ったが、後場は広範囲に売られて下落、前週末比314円33銭安の2万3469円39銭と大幅に4営業日続落。2万3500円割れは9月18日(終値2万3420円54銭)以来。東証1部の出来高は15億6850万株、売買代金は3兆380億円。騰落銘柄数は値上がり247銘柄、値下がり1823銘柄、変わらず40銘柄。市場は、米金利上昇、中国株安など表向きの不透明材料はあるが、下げの一番大きな要因は国内機関投資家の益出しであり、需給面での影響によるものだ。それも今週一杯で終わると思われ、9月中間期決算をにらみ、押し目買い場面が近づいてきたと見ているそうだ。

9日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=113円台前半で推移している。朝方は売り買いが交錯し、113円前後でもみ合ったが、午前11時ごろにドル買いがやや強まった。連休明けの日経平均株価が大幅安となったことを嫌気し、リスク回避の円買いが先行。前日同様に113円を割り込む場面があった。ただ、週明け8日に急落した上海総合指数が反発したため、円買いが一巡したあとドル・円は下げ渋った。追加の材料難でドル・円の上値は限られたものの、113円台を維持している。

今日の個別はトヨタmホンダが3%台と大きく売られた。パナソニックも2%近い下げ、コマツが1%台、三菱重工と三菱UFJは小幅で踏みとどまったのは不幸中の幸いだった。最近の市場は外部要因での上げ下げに絡む利取りゲームのように思うが、もう少し国内材料が絡んでくると良いのだが、・・(^。^)y-.。o○。

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