4日の日経平均株価は、米株高で買いが先行したが、上昇ピッチへの警戒感から売りが先行、後場に入っても売り優勢は回復せず、前日比135円34銭安の2万3975円62銭と続落して取引を終了した。東証1部の出来高は15億9002万株と4日ぶりに15億株台に乗せ、売買代金は3兆1077億円。騰落銘柄数は値上がり1236銘柄、値下がり800銘柄、変わらず74銘柄だった。市場は、9月からの上昇相場に上手く乗れなかった個人投資家は多いようで、好業績期待を背景とした先高感もあり、押し目を拾う動きが活発化する可能性もありそうだと言うが、国内の状況はあまり変わってはいないだろう。

4日の東京外国為替市場はドル・円が下押しする展開となった。朝方1ドル=114円40銭台だったドル・円は日経平均株価の買い先行とともにドル買いで反応。ただ、その後日経平均株価がマイナス転換するとドル・円もツレ安する展開となり一時114円21銭まで値を下げた。株式市場の後場半ばでは114円45銭まで買い戻しが入る場面もあったが、引けにかけて再び売り優勢に転じている。前日の米長期金利の上昇ペースが急ピッチだったことに加え、米9月雇用統計の発表が明日に控えていることもあり、一旦利益を確定する動きが強まったようだ。15時現在、114円32銭となっている。

今日の個別は日経平均がマイナスだったのにすべてプラスになっている。三菱UFJが3%台と大きく上げている。これは10年物米国債の金利が上がったからとか。三菱重工、コマツは1%台、三菱重工はF2後継機の国内開発が報じられたからだろうか。トヨタ、ホンダ、パナソニックは1%未満の小幅だったが、トヨタはソフトバンクとの自動運転車両開発が影響したんだろうか、・・(^。^)y-.。o○。

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