3日の日経平均株価は、相場の過熱感への警戒や円安一服で売りが先行、その後も利益確定や先物への売りが入るなど一段安の展開で、前日比159円66銭安の2万4110円96銭と4営業日ぶりに反落。東証1部の出来高は14億6369万株、売買代金は2兆6993億円。騰落銘柄数は値上がり331銘柄、値下がり1714銘柄、変わらず65銘柄。市場は、懸念材料はあるが、目先売りに結び付くのは過熱感ぐらいだ。下げても日経平均2万4000円台維持は上々であり、仮に大台を割り込んでも限定的だろう。上は売りが出てくるが、下がれば中・長期的な買いが入ってくると楽観のようだ。

3日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=113円台後半で推移している。イタリア財政不安を背景にしたリスク回避の円買いがドル・円の上値を抑えた。午前中に日経平均株価が下げ幅を縮小するとドル・円も下げ渋り、一時113円台80銭近辺まで持ち直したが、追加の手掛かり材料難で上値は重かった。後場に日経平均が再び弱含むとドル・円も伸び悩んだが、メイ英首相の演説やパウエルFRB議長の講演など要人発言を控えて見送りムードも広がり、下値も限られた。

今日の個別はホンダが米国での販売不振が嫌気されて4%台の大幅下落、トヨタも3%近い下げで自動車は壊滅、三菱UFJとパナソニックは1%台、三菱重工だけが小幅な下げだったのが不幸中の幸いだろうか。ただ、コマツは小幅ながら値を上げて久々優良株の片りんを見せた、・・(^。^)y-.。o○。

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