4日の日経平均株価は、買い優勢で始まったが、円高で逆転、その後はもみ合いに終始、中国株高でやや上げたが、長続きはせず、前日比10円48銭安の2万2696円90銭と小幅ながら3営業日続落。総じて方向感に乏しい展開が続いた。東証1部の出来高は10億6239万株、売買代金は1兆8054億円。騰落銘柄数は値上がり838銘柄、値下がり1169銘柄、変わらず98銘柄。市場は、米国市場が休場で商いは少なく方向感がない。業種を見ても日替わりで売買され、ポリシーがあっての上げ下げではない。しばらくはこの辺でもみ合うだろう。ただ、米国が中国製品に対する2000億ドル(約22兆2000億円)の追加関税を発動しても瞬間的に売られて材料出尽くしになるのではないかと米中貿易戦争の影響を限定しているようだ。

4日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=111円前半でしっかり。朝方は日経平均株価の安寄りを受けて1ドル=111円を割り込むなど円高が進んだ。日銀による国債買い入れオペの予定額が据え置かれるとの思惑が広がったという。ただ、午前10時ごろに日銀が国債買い入れオペを通知し、「1年超3年以下」「3年超5年以下」を前回から増額。ドル・円は111円台を回復した。追加の手掛かり材料がなく、その後は日経平均をにらみながら小動きとなったが、アジア株高などを背景に強含み、午後3時ごろは111円30銭近辺で推移している。

今日の個別はホンダ、パナソニックが1%台、トヨタが小幅に下げた。パナソニックは10月の急上昇するというのでそれに期待しよう。一方で三菱UFJとコマツは小幅な上げ、三菱重工はプラマイゼロだった。

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