中国海軍は近年、その役割を近海防御から遠海での任務遂行へと拡大させており、陸戦隊の増強はその一環だ。米軍に比肩する「世界一流の軍隊」(習近平国家主席)を今世紀半ばまでに建設する目標を掲げ、世界の海域を舞台にした覇権争いも視野に入れている。

陸戦隊に注目が集まったのは昨年3月。王維明・海軍副参謀長が全国人民代表大会(国会)期間中に「陸戦隊の建設を加速させる」と発言し、続いて香港紙が「将来、陸戦隊を10万人体制に拡充する計画」を軍事筋の話として報じた。

陸戦隊は本来、台湾海峡有事や東、南シナ海など近海での紛争を想定した部隊だ。ただ中国が「一帯一路」をテコに海外権益を拡大させる中、海上輸送路の確保など外洋での作戦能力向上が急務となっている。陸戦隊は政情不安定な地域での活動を視野に入れており、ジブチやパキスタンのグワダル港を拠点にするとの見方もある。

また中国海軍が最も力を入れているのは空母打撃群の構築だ。国産空母だけでなく、排水量1万トン超の大型駆逐艦も急ピッチで建造を進めている。


海軍陸戦隊を外地に出すには裸で出すわけにはいかないから当然のことエアカバーが必要になる。そのためには空母機動部隊は必須だろう。中国が米国と同様の外征軍を目指すなら空母機動部隊の整備は当然必要で少なくとも空母の5,6隻は必要になるだろう。中国がやるなら日本もやるか。7,8万トンの空母2隻を作って翔鶴、瑞鶴とか名前を付けて第一機動艦隊、第二機動艦隊の2個空母機動部隊でも編成するか。艦載機はF3の艦上型F3Nとか、・・。うーん、金もさることながら乗せる人がいないか、・・(^。^)y-.。o○。

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