大阪府警富田林署の面会室から男が逃走した事件で、指名手配されている無職、樋田(ひだ)淳也容疑者(30)の逃走翌日に発生した黒っぽいミニバイクによるひったくり事件の被害品から、指紋が検出されなかったことが17日、捜査関係者への取材で分かった。富田林署捜査本部は、逃走後のひったくり事件と樋田容疑者との関連を捜査しているが、容疑者が手袋をつけるなどして犯行に及んだ可能性もあるとみている。

捜査関係者によると、13日午後9時ごろ、大阪府羽曳野市の路上で、自転車の女性が黒っぽいミニバイクの男にかばんなどをひったくられた。15日に大阪市西淀川区で女性のかばんが、羽曳野市でかばんの中にあったスマートフォンがそれぞれ見つかった。

捜査本部が被害品を調べたところ、犯人のものとみられる指紋は検出されなかった。樋田容疑者は12日夜の逃走直後、富田林署近くで赤い自転車を盗み、羽曳野市内で乗り捨てたとみられるが、この自転車にも樋田容疑者の指紋は付着していなかった。

一方、樋田容疑者はこれまでに女性に性的暴行を加えたなどとして強制性交容疑で逮捕、起訴されるなどしているが、この犯行の際には手袋をつけていた。

黒っぽいミニバイクによるひったくり事件は樋田容疑者の逃走後、計4件発生。羽曳野市と大阪市平野区、生野区、東住吉区でいずれも夜間帯に女性らが被害に遭った。羽曳野市と隣接する同府松原市内にある樋田容疑者の実家付近では、13日までに黒いミニバイクが盗まれており、捜査本部は樋田容疑者が関与した疑いがあるとみている。


留置場にいれば全館1年365日冷暖房付き、3食昼寝付きで少なくとも生きていくには何の不自由もないが、外に出てしまうとその日から3食の飯と寝るところの手当てが必要となる。そのためには自ら金で賄わないといけない。で、結局、犯行を繰り返すから潜伏エリアが限定されて捕まる可能性が高くなる。もちろん警察の不手際で起こらなくてもいい犯罪が起こってしまったことは言語道断だが、そう遠くないうちに捕まるだろう。それにしても警察の留置場のエリアから外に逃げるなど考えられない。特に接見室のアクリル板が外れたなどあり得ないことだがねえ。このままでは懲役20年は間違いないところなので必死だったのかもしれないが、それにしても奴はターミネーターか、・・(^。^)y-.。o○。

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